ETF(SPY VOO)の分配金 2024年3月

アメリカのETF(上場投資信託)の分配金は年間4回支払われますが、その第1回目がほぼ出そろいました。

私は分配金をUSMMFで受け取って、それを原資にVOOを買い増します。本来は、100万円くらい溜まったら、その都度VOOを買い増しすればよいのですが、面倒くさがり屋なので、すぐ数百万円が貯まってしまいます。しかし、現在は高金利の時代で、USMMFの利回りが4.740%なので、結構高い利回りです。

私の保有するETFの内、S&P500の代表銘柄であるSPYとVOOを見てみましょう。

最近3年間を見ると、徐々に分配率が増えているのが分かります。

交付日 株価 配当等の単価 分配率
21/5/6 419.06 1.277788 0.30%
21/8/2 437.59 1.375875 0.31%
21/11/1 460.04 1.428117 0.31%
22/2/1 452.95 1.636431 0.36%
22/5/2 414.48 1.366009 0.33%
22/8/1 410.77 1.576871 0.38%
22/11/1 384.52 1.596398 0.42%
23/2/1 410.80 1.7814 0.43%
23/5/1 415.00 1.506204 0.36%
23/8/1 456.48 1.638367 0.36%
23/11/1 422.66 1.583169 0.37%
24/2/1 489.20 1.906073 0.39%

最近1年間の分配率は1.48%、3年前は1.28%でした。

株価チャートを見ると、2021年3月が396ドル、2024年3月が523ドルです。

アメリカのS&P500は株価、分配金とも好調です。最近では、アメリカの好景気、生成AI、エヌビディアが大きく貢献しているようです。

  • 1年トータルリターン:33.01%
  • 3年トータルリターン:11.05%
  • 5年トータルリターン:14.87%

投資信託組入れ上位銘柄

名称       ファンドの割合
マイクロソフト     7.16%
アップル      5.63
エヌビディア      5.22
アマゾン・ドット・コム     3.72
メタ・プラットフォームズ   2.49
アルファベット      2.03
アルファベット     1.71
バークシャー・ハサウェイ    1.71
イーライリリー       1.41
ブロードコム     1.34

企業概要

SPDR S&P500 ETFトラスト(SPDR S&P 500 ETF Trust)は米国籍のETF(上場投資信託)。S&P500種指数に連動する投資成果を目指す。S&P500種指数の全構成銘柄を組み入れる。主に米国の大型株を保有。ユニット型投資信託であるため、四半期ベースで配当を再投資する。保有銘柄のウエートは時価総額ベースで算定。
資産総額はSPYの方が大きいのですが、SPYは設定以来31年経過しているのに対し、VOOはまだ14年間ですから、近いうちにVOOがSPYを追い越す可能性があります。
  • SPY 資産総額( 03/26/2024) 5,278億 USD
  • VOO 資産総額( 03/26/2024) 4,298億 USD
SPYの信託報酬(経費率)はかなり高いので、個人投資家はVOOを選ぶでしょう。
  • SPY 経費率 0.09%
  • VOO 経費率 0.03%
VOOの分配率も伸びています。最近1年間の分配率は1.58%で、SPYより高いのですが、分配の時期が少し早いので、違いが出ています。しかし、同じインデックスで投資しているので、基本的には同じと考えてよいと思います。

交付日 株価(ドル) 配当等の単価(ドル) 分配率(%)
2021/4/1 368.16 1.2625 0.34%
2021/7/5 398 1.3329 0.33%
2021/10/5 398.08 1.3084 0.33%
2021/12/28 438.48 1.5329 0.35%
2022/3/28 418.99 1.3737 0.33%
2022/7/6 352.33 1.4321 0.41%
2022/10/4 347.21 1.4692 0.42%
2023/12/26 350.47 1.6717 0.48%
2023/3/30 370.89 1.4874 0.40%
2023/7/6 403.83 1.5762 0.39%
2023/10/4 390.24 1.4925 0.38%
2023/12/27 437.90 1.8011 0.41%

VOOの株価チャートは2010年の設定来です。当時の102ドルから現在は481ドルに増えました。14年間で4.7倍に増えた計算です。ただし、2010年ごろは、リーマンショックの直後で株価が低迷していた時期ですから、計算上の数値は高く出がちで、14年間で3倍というのが通常の実力だと思います。

製品概要

  • 米国最大手企業500社を代表するS&P 500指数の株式に投資します。
  • 目標は、米国株全体のリターンの指標と考えられる指数のリターンを綿密に追跡することです。
  • 高い投資成長の可能性をもたらします。株式価値は債券を保有するファンドよりも激しく上下します。
  • 資金の増加が不可欠な長期的な目標に適しています。

資金管理

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