TOPIX(東証株価指数)の2018年1月~3月の推移:2017年度の私の資産運用の重要項目 (下)

◎今日のグラフ:TOPIX(東証株価指数)の2018年1月~3月の推移

世界の株式相場は、1月に高値を付けた後、2か月間下落しています。理由は、アメリカの好景気に対する金利高、米中貿易戦争、円高などです。TOPIX東京株価指数は1月23日の1911.07円から3月23日の1664.94円へと、13%下落しました。元の水準に戻るには、早くて1年ぐらいはかかるだろうと覚悟しています。

◎今日のテーマ:2017年度の私の資産運用の重要項目 (下)

昨日に続いて、重要項目の(下)です。

☆2~3月の株価下落

私の資産の運用益も、高級車5台分消滅してしまいましたが。私と連れ合いは、過去10数年の資産運用で、株価が下落したことが、今回を含めて4回ありました。

● 2008年のリーマンショック

1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)、SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)など、日本、アメリカの主要な株価が半額になりました。連れ合いは、リーマンショックの少し前に1306を購入しました。そしてそれを勧めたのは私でした。連れ合いは、「どんどん下がっているから、とりあえず、今売って、もっと安くなってから買いなおすべきだ。」と主張しました。私は「株式は、売ったり買ったりせずに、持ち続ければ必ず上がるから、このままにした方が良い。」と言いました。そのような言い争いが何回か行われました。数年後に株式相場が少し持ち直してきたところで、連れ合いは追加購入を始めました。そして2015年になって初めて運用益が出ました。その間、売ったことは一度もありませんでした。

● 2011年の円高

私は当時、USMMFなどの外貨MMFを数千万円保有していましたので、この時の円高によって、資産運用損がかなり出ました。また、連れ合いの1306も円高の影響で低迷したままでした。

● 2015年のチャイナショック

この時は1か月で3割近く下落しました。高級車でいえば6台分くらいが消滅したことになります。精神的には多少ショックでしたが、売ることも買うこともしませんでした。このような急激な下落を何度も経験していれば、ある程度価格が下落したところで追加購入することもできるのかも知れませんが、まだまだ胆力がついていませんし、追加購入するタイミングもわかりません。

Buy and Hold とドルコスト平均法

結局、上記3回の下落時に、ETFなどの株式を売りもせず、買いもしませんでした。 そして、運用損が出ても、それは実損ではなく評価損です。売らなければ実際の損にはなりません。Buy and Hold が最も良いという知識はありましたが、それを常に実践してきました。そして、2018年2~3月の下落においても、売ったり買ったりしていません。連れ合いからも、「今売って、もっと安くなったら買いなおす。」というような話は出てきません。価格の上下動にかかわらず、当面は少しずつ買い増そうと思っています。ドルコスト平均法です。