VGK 分配金 バンガード社のヨーロッパのETF) 確定申告 還付

◎今日のグラフ:VGK(バンガード社のヨーロッパのETF)の分配金

分配金は年間4回

野村証券から、外国証券分配金支払いのお知らせが届きました。そのうちのバンガード社FTSEヨーロッパETFの分配金について説明します。1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の配当は年間で1回、7月だけです。VGKは年4回の受け取りです。右側4本のオレンジの棒グラフは最近1年間で、一番左の色違いの棒グラフは前年度分です。分配金はすべて、ノムラ外貨MMF US マネーマーケット ファンドで受け取ります。このUSMMFを円に換金すれば為替手数料がかかってしまいますから、私の場合、USMMFのまま置いておき、ある程度金額がまとまったところで、VOOなどの外貨ETFを買おうと思っています。

VGK単位あたり分配金(ドル:2017年3月~2018年4月)
2017/3/31(年間合計に含まず) 0.277
2017/6/30 0.777
2017/9/28 0.231
2017/12/27 0.3136
2018/4/3 0.278
年間合計 1.5996

配当利回りは2.76%

単位あたり分配金が0.278とありました。前年の同時期(3月のグレーの棒グラフ)、最近の1年間(6月、9月、12月、4月のオレンジの棒グラフ)の実績をグラフにしました。昨年の同時期の分配金が0.277ドルですから、0.287-0.277=0.01ドルの上昇です。また、年間では1.5996ドルです。1株57.9ドル(2018年4月現在)ですから、

配当利回りは1.5996÷57.9=2.76%

となります。1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)やSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)の配当利回りが1%台ですから、それに比較すると少し高い水準です。

外国証券分配金支払いのお知らせの内容

「外国証券 分配金支払いのお知らせ」の内容を見ます。最初のお預かり数量は、私の保有しているETFの数量の概算を入力してあります。

税込み分配金=お預かり数量×単位あたり分配金

現地源泉税は10%です。つまり、アメリカで10%課税されます。そのうえ、日本でも、通常に課税されますので、アメリカの税金が二重に課税されることになります。このため、翌年の確定申告で、還付してもらう必要があります。

お預かり数量 A 3,000
単位あたり分配金(ドル) B 0.278
税込み分配金 C=A×B 834
現地源泉税率 D(%) 10.00
現地源泉税 E=Z×D 83
単位あたり現地手数料 V
現地手数料 W=A×V
現地税引分配金 F=C-E 751
現地精算金額 Y=F-W 751
源泉徴収適用レート K 106
課税対象金額 L=F×K 88,191
現地税込み分配金 R=C×K(円) 88,679
制限税率 S(%) 10.00
国内源泉所得税 O=L×税率(円) 12,222
外国税額控除対象額 (円) 8,868
国内源泉地方税 P=L×税率 3,990
還付請求金額 E-Z×S