年4回の分配金
野村證券からSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)の分配金のお知らせが届きました。日本の1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の分配金は年1回8月の支払ですが、アメリカのETFは年4回分配金を受け取ります。
年合計1.85%
1306の分配金は毎年生活費に充ててしまいますが、外国のETFの分配金はUSMMFで受け取るので、わざわざ為替手数料を払ってまで日本円に変換することはしません。ある程度まとまったところで、VOO(アメリカS&P500のETF)かVWO(新興国株式のETF)を購入しようと思っています。最近1年間の合計分配率は1.85%でした。
交付日 | 配当等の単価 |
18年2/5 | 0.46% |
5/7 | 0.37% |
8/3 | 0.43% |
11/5 | 0.45% |
19年2/5 | 0.49% |
5/9 | 0.42% |
8/5 | 0.49% |
歴史あるETFで世界最大の純資産額だが。
SPYはS&P500のETFとしては最も歴史が古く、規模としても世界最大です。しかし、同じS&P500の銘柄の総経費率(信託報酬)が、VOO:0.03%、IVV:0.04%と比べると、0.0945%というのはいかにも高く、純資産総額でIVVやVOOに激しく追い上げられています。第1位の座を失っても良いとは思っていないでしょうから、近いうちに総経費率を下げて来るのではないかと思います。
純資産総額 2,680億ドル(28兆円)
総経費率 0.0945%
当初設定日 1993年01月22日
利回りは10%超
SPYの運用実績は以下の通りです。1年間、3年間、5年間、10年間、設定来のどの期間を取っても10%を超えています。始めてみる人は、目を疑ってしまうでしょう。
期間 | 2019年6月末の運用実績 |
1年間 | 10.27% |
3年間 | 14.04% |
5年間 | 10.58% |
10年間 | 14.54% |
設定来 (1993年) |
9.51% |
PERは高め
SPYの主なデータは以下の通りです。PERは少し高めです。
予想3-5年一株当たり利益 (EPS) 成長率 11.92%
株価収益率 (PER) 17.89
組入銘柄数 505
株価純資産倍率 (PBR) 3.15
時価総額加重平均(百万) $245,613.28(米)
組入上位銘柄
投資信託組入れ上位銘柄は以下の通りです。
名称 ファンドの割合(%)
マイクロソフト 4.29
アップル 3.65
アマゾン・ドット・コム 3.09
フェイスブック 1.86
バークシャー・ハサウェイ 1.61
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 1.5
アルファベット 1.5
アルファベット 1.47
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) 1.42
ビザ 1.26