財形年金積立 支払通知書

富国生命から財形年金の支払通知書が届きました。私は64歳ですが、現在受け取っているすべての年金は以下の通りです。

① 在職老齢年金

日本年金機構から偶数月に約26万円うけとります。

60歳以降在職しながら受ける老齢厚生年金を在職老齢年金といいます。賃金と年金額に応じて年金額の一部または全部が支給停止される場合がありますが、私はそうならないように勤務日数を週3日に減らしました。所得税がかかります。

② 確定給付年金 DB

以前勤めていた会社から奇数月に約13万円受け取ります。

将来の給付額をあらかじめ決めておき、 その給付額を賄うのに必要な掛金を、予定利率や平均余命などを用いた年金数理計算により算出して、拠出する制度です。将来の給付額は、企業が保証しているため確定しています。現在の利回りは2.5%が保証されています。

③ 財形年金

富国生命から3か月に1回、約18万円受け取ります。

勤労者の計画的な財産作りを国や事業主が支援する制度で、利子非課税の税制優遇を受けることができます。富国生命の予定利率は1.0%です。ただし、富国生命は平成29年4月より新規加入の取扱いを休止しています。

以上が、私が受け取っている年金です。

確定拠出年金

確定拠出年金は60歳から受け取ることが可能ですが、現在外国株式インデックスファンドで運用しています。できるだけ長期間にわたって運用した方が得ですので、現在は受け取らず70歳になってから受け取ることにしています。

毎月の受取額は、

  • 在職老齢年金 13万円
  • 確定給付年金 6.5万円
  • 財形年金   6万円

ですから、合計で 25.5万円 です。これ以外の主な収入は、

  • パートタイマー収入 23万円
  • 高年齢雇用継続給付   3万円

で合計 26万円 ですから、年金と合わせると 51.5 万円です。最近まで子供が学校に行っていましたから、これだけでは足りずに、金融資産を毎年100~200万円取り崩していました。

海外旅行費用は1306の分配金を充当

海外旅行などに行くと、更に100万円程度が必要になります。私のポートフォリオには、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)が5000万円ほどあり、その分配金が毎年8月に約2%の配当率で支払われます。分配金は5000万円✖2%=100万円ですが、所得税20%を差し引かれて手取りは80万円になります。

ETFの分配金は日本もアメリカもかなり安定しています。

1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF) 2%

SPY、VOO(アメリカのS&P500のETF)   2%

VGK、VWOなど             3%

個別株式だと、業績によって配当率が変動しますが、ETFの場合は数百銘柄、数千銘柄の平均ですから、あまり変動はありません。従って、1306の場合には、毎年80万円の配当金を当てにして生活することができます。

外国のETF分配金は年間4回支払い

1306は年1回8月の支払ですが、SPY、VOOなどの外国のETFの分配金は年間4回支払われます。野村證券の場合、アメリカのETFはUSMMFで支払われます。これを円に変換すると為替手数料がかかりますから、私は、その全額をVOOなどの外国ETF購入資金に充てています。