新社会人へのアドバイス
私は長いサラリーマン人生の間に、資産運用関係の仕事に携わって来ました。その知見をもとに、就職が内定した自分の子供にお金のアドバイスをしました。このブログでは、数回に分けてそれを説明しています。
⑩ 借金、リボ払い、カードローンはしない、使わない。リボ払いする人とは結婚するな、と言われてる。
借金はしない
私は基本的に借金をしたことがありません。「基本的に」というのは、大学生の時にスキーに行くお金が足りなくて親に数十万円借りたことと、住宅建設の時に連れ合いに一部借りたという例外がありました。私はマイカーを所有していないので、マイカーローンに縁がありません。それ以前に運転免許証を持っていません。東京23区内にマイカーは不要です。
住宅ローン
住宅については、連れ合いに借りたお金以外は、全額一括して現金で支払いました。住宅ローンは組みませんでした。
キャッシング機能
クレジットカードにはキャッシング機能が付いていますが、当然利用したことはありません。ただし、外国旅行をして現金がなくなった場合には、使う可能性もあるかもしれません。
リボルビング払い
これらの借金の中で、新社会人が特に気を付けなければいけないのはリボルビング払いです。知らない間に15%の金利がついてしまうことがあるからです。私自身も、30年ほど前にリボルビング払いの説明を受けた時に、複雑な仕組みだったので、非常に危険なものだという認識を瞬間的に持つことができませんでした。「リボルビング払いを使っている人とは結婚するな」といわれるほど、危険なシステムです。社会人になると、様々な金融商品の購入依頼をされることがあるでしょうが、リボルビング払いも、金融リテラシーがないと、知らずに落ちてしまう落とし穴の一つでしょう。
普段からの勉強が大事
このような金融リテラシーについては、新聞などを読んで普段から注意して身につけるする必要があります。
リボルビング払いは罠
私は数年前に、ビックカメラのスイカ・ビザカードを作りましたが、リボルビング払い機能を付けないことができるかを確認しました。残念ながら付けないことはできませんでした。私の邪推かも知れませんが、間違ってリボルビング払いにすることを期待しているのではないかと思いました。
借金は金利以外に収入印紙や諸経費
実は私は少額の資金貸付事業に携わっていたことがあります。その事業は良心的でしたが、金利は3%で、それ以外に収入印紙や諸経費を加えると4%程度になってしまうものでした。
自動車、コンビニ、クリーニング、繕い物、外食
私は、身の丈に合った節度ある生活をしているので借金はしませんので、金利を払って借金をするという感覚が理解できません。借金をするような生活をするのではなく、自動車を買わない、コンビニを使わずにスーパーマーケットにする、ワイシャツはクリーニングに出さない、繕い物は自分でまめにする、外食は年間数回に抑えるなどの実行しています。
労働組合員の訴え(これは本当に合った話です。)
労働組合員「給料が少なくて子供に絵本も買ってあげられない。給料を上げてくれ。」
経営者「自動車は何台持っているんだ。」
労働組合員「3台。」
経営者「自動車を減らせばいいんじゃないか。」
労働組合員「・・・・・・。」