iDeCoナビ(イデコ:個人型確定拠出年金ナビ)の確認 3

<昨日の続き>

iDeCoナビ(イデコ:個人型確定拠出年金ナビ)が信頼に足るものかどうかを確認しています。

ホームページの目次

このホームページには、最初にコンテンツの目次があります。

  1. 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)とは?
  2. iDeCo(イデコ)のメリット
  3. 加入資格 無料簡単診断
  4. 控除額を確認してみよう!
  5. 疑問を解決、Q&A
  6. 手続の流れ
  7. 公務員のためのiDeCo特集
  8. 取引金融機関比較
  9. iDeCo(イデコ)運用商品比較
  10. 3分でわかるiDeCo(イデコ)動画
  11. What’s New? イデコ最新情報をお知らせいたします
  12. メディア紹介情報

昨日の「9.iDeCo(イデコ)運用商品比較」に続き、今日は「8.取扱金融機関比較」を見ます。個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」を取り扱っている金融機関を、様々な切り口で比較できます。

金融機関選びのチェックポイント!

チェック① 商品について

  • 商品(投資信託)の信託報酬は長年運用すると大きなコストに!信託報酬が低い商品があるか確認しよう。
  • 自分のタイプにあったカテゴリーや商品数があるか、確認しよう。

チェック② サポートサービスについて

  • WEBの画面が見やすく操作しやすいか確認しよう
  • コールセンターの営業時間を確認しよう
  • 店頭での制度説明・申込み受付をしてくれるか確認しよう

チェック③ 費用について

  • 年間の口座管理料より信託報酬を重視しよう
  • 加入時、受取時、他社へ残高を移す際のコストも確認しておこう

以上のチェックポイントに異論はありません。しかし不足している項目も有ります。例えば次のようなチェック項目も必要です。

☑ 高いコストの商品を積極的(強引)に営業する。

私は2018年に、三菱UFJ、三井住友、みずほの各銀行に訪問しました、その時営業をかけられた商品は、高コストの商品ばかりでした。また、野村證券、大和証券などの対面証券は、数十年前からコストの高い投資信託をどんどん売買して回転させるので、そこには手を出さない方が良いと言われてきましたが、そのようなマイナス評価は、このiDeCoナビでは表示されませんので、注意が必要です。

☑ 商品内容が複雑・不透明

特に銀行の窓口で販売している商品は、複雑・不透明なものが多いので、油断していると、知らない間に高いコストを払わされてしまっているので注意が必要です。銀行で扱っている高コストの金融商品には、外貨預金、個人年金保険、外貨建て一時払い保険、ファンドラップ、毎月分配型投資信託等があります。これらの商品は、顧客の知らない間に年間数%のコストを支払わされています。このような危険な商品の営業度合いは、iDeCoナビでは表示されませんので用心してください。

☑ 繰り返し営業する

一部の銀行、証券会社は、繰り返し電話、郵便などで営業をかけてきますので、気を付けた方が良いと思います。このようなしつこい営業の実態はiDeCoナビには表示されません。

84金融機関

それでは、内容商品で比較しましょう。全部で84の金融機関が並んでいますので、上の方に掲載されている5銘柄だけ表示してみました。それでも、この表をどう使ったらよいでしょうか。この表は、金融機関の目次ぐらいに思った方がよさそうです。

金融機関名 元本確保型 国内株式 国内債券 外国株式(先進国) エマージング株式 外国債券(先進国) エマージング債券 ハイイールド債券 複合資産 REIT その他
あいおいニッセイ同和損害保険 1 4 3 3 1 3 1 0 6 1 0
イオン銀行 1 3 1 4 1 2 1 0 8 2 1
岡三証券 7 6 2 5 4 4 1 0 9 3 0
お金のデザイン(MYDC) 2 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0
さわかみ投信 2 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0

代表的金融機関

各種金融機関のうち代表的な企業を拾ってみます。それぞれの企業は、一応品揃えをしていることが分かります。

金融機関名 元本確保型 国内株式 国内債券 外国株式(先進国) エマージング株式 外国債券(先進国) エマージング債券 ハイイールド債券 複合資産 REIT その他
野村證券 1 4 1 3 1 2 1 0 12 2
大和証券 1 4 2 4 4 2 0 0 3 2 0
SBI証券 1 9 1 10 2 1 1 0 10 2 1
楽天証券 1 6 2 6 1 2 1 1 8 3 1
マネックス証券 1 7 1 5 1 2 1 0 3 3 1
松井証券 1 2 1 1 1 1 1 0 1 2 1
三菱UFJ銀行 7 3 2 2 1 1 0 0 15 1 0
三井住友銀行 2 3 1 4 1 1 1 0 11 1 0
みずほ銀行 1 1 1 3 0 2 0 0 5 2 0
日本生命保険 2 4 1 2 1 3 1 0 9 3 0
第一生命保険 1 3 2 2 1 2 1 0 8 4 0

サポートの評価が高い金融機関

次に、サポートで比較しましょう。評価段階は、★★★、★★、★、無印の4段階です。★★★の評価が付いたのは、次の9社です。見やすいから良い企業だとは簡単には言えません。見やすいホームページを作るにはお金がかかります。そのお金は顧客が払うのですから、高いものを売らされる可能性もあるので用心しましょう。コールセンターは、平日9:00-21:00、休日9:00-17:00がほとんどです。

イオン銀行
お金のデザイン(MYDC)
ジャパン・ペンション・ナビゲーター
東京海上日動火災保険
日本生命保険
野村證券
みずほ銀行
三井住友銀行
りそな銀行

★★は次の通りです。大和証券とネット証券が入ってます

大和証券
松井証券
マネックス証券
楽天証券
SBI証券

費用(毎月)は171円

手数料(口座管理料)で比較すると主な金融機関は以下の通りです。このうち、真ん中2項目の毎月かかる費用が重要ですが、どの金融機関も同じです。積立期間中かかる費用(毎月)は171円、積立しない時にかかる費用(毎月)は66円です。

金融機関名 加入時 積立期間中かかる費用(毎月) 積立しない時にかかる費用(毎月) 移す時 受取時
野村證券 2,829円 171円 66円 440円
大和証券 2,829円 171円 66円 4,400円 440円
SBI証券 2,829円 171円 66円 4,400円 440円
楽天証券 2,829円 171円 66円 4,400円 440円
マネックス証券 2,829円 171円 66円 4,400円 440円
松井証券 2,829円 171円 66円 4,400円 440円
三菱UFJ銀行 2,829円 431円 326円 440円
三井住友銀行 2,829円 171円 66円 440円
みずほ銀行 2,829円 171円 66円 440円