連れ合いのポートフォリオ 2021年3月

日米の株価上昇、円安

今月も、つみたてNISAで外国株式のインデックスファンドを33,000円買った以外は、売買がありません。構成比も動いていません。日本、アメリカともに株価が上昇しているためでしょう。

手元資金の使い道

円グラフの上の方に、USMMF2%、MRF5%、USドル預り金1%があります。この資金で、VOOを追加購入したいのですが、VOOの株価がどんどん上昇してきたので買うことができません。1割ぐらい安くなったら、すぐに買いたいのですが、なかなか下がらないので困っています。

円売りドル買いも気が重い

今年に入って円安が急激進んでしまったので、5%のウェイトを占めるMRFを外貨に換えて、VOOを追加購入するのも少し気が重くなってきました。株や為替レートは、いつの間にか変化してしまうものですね。USMMF、MRF、USドル預り金を全部合計しても全体の8%に過ぎないのですから、さっさとVOOを買えばよいのですが、生来の面倒くさがり屋なので、何かのきっかけがないと、動きません。誰かに催促されるとありがたいのですが・・・。

1306の割合が多い

連れ合いのポートフォリオは、私に比べて1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))の割合が多くなっています。その理由は14年前に投資を始めた直後にリーマンショックに襲われて、その後、購入単価を下げるために1306を追加購入したからです。

TOPIXと日経平均の違い

TOPIXは日経平均に比べて市場の状態が良く表されるように、時価総額比でそれぞれの個別株式をウェイト付けしています。この考え方が気に入って、日経平均ではなくTOPIXのETFである1306を購入したのですが、最近10年近くは、TOPIXに連動するETFよりも日経平均に連動するETFの方が値上がりが急でした。したがって、TOPIX型のETFでなく、日経平均型のETFを持っていれば、評価益が500万円程度多かったかもしれません。

ところが、今後、この状況に変化があるかもしれません。

日本銀行がTOPIX型のみに変更

3月19日、日本銀行が金融政策決定会合で上場投資信託(ETF)の買い入れをTOPIX型のみに変更することを決め、銀行をはじめ幅広い銘柄に買い注文が先行しました。

NT倍率が14台に下落

NT倍率(青い折れ線グラフ:日経平均株価(日経平均)をTOPIX(東証株価指数)で割ったもの)は10年前に11台だったものが、最近は15後半まで上昇してきましたが、今回の金融政策決定会合を受けて14台まで下落しました。

もう日経平均は買わない!?日銀の方針転換で考えられる今後の影響と戦略は? – eワラントジャーナル

日経平均型の新規購入はすでに1割に減少

しかし、この傾向がこれからもどんどん続くかどうかはわかりません。もともと、日本銀行が購入するETFはTOPIX型が7割で、最近では1割までその割合を落としてきているからです。また、現在保有している日経平均型のETFを売却することも考えにくいと思われます。

日本銀行のETF保有残高は50兆円

日本銀行のETF保有残高(オレンジ)は、2011年にはほぼゼロだったのに、現在は50兆円近くまで増えてきました。

この日本銀行の動きに関し、会社四季報ONLINEが報じているので、確認しましょう。

「日銀「ETF買い見直し」、その後に待っていた「超ムズい相場」
ファストリ逆張りも郵船順張りも不発

事前に観測報道もあったとはいえ、3月19日に公表した日銀の政策「点検」にマーケットは大きく揺れた。ETF(上場投資信託)買いについては、年間6兆円とする目標金額を撤廃し、上限12兆円という文言だけ残した。これは、以前本コラムでも指摘したが、「実質テーパリング(緩和縮小)」である。

また、日銀はこれまで「TOPIX(東証株価指数)型」「日経平均型」「JPX日経400型」の3タイプのETFを買ってきたが、これを「TOPIX型のみ」にするともした。こちらは一部国内証券が事前にレポートで予想していたのだが、報道には出ていなかったため、サプライズ感はあったのかもしれない。」

ところで、日本銀行はなぜ、ETFを購入しているのでしょうか。日興アセットマネジメント株式会社の解説で勉強しましょう。

「日銀がETFを買い入れるのはなぜ?

日銀は、ETFだけでなく日本の国債やREIT(不動産投資信託)などの金融資産を買い入れています。これらの買い入れを通して市場にお金を供給することで、市場の資金循環の改善や、予想実質金利の低下、企業の資産価格の上昇といった効果により、「物価の安定」と「金融システムの安定」を目指しています。

日銀によるETFの買い入れは2010年にスタートし、買い入れ額の増額、異次元金融緩和、対象銘柄の追加などが実施されてきました。

▶2016年7月、日銀の追加緩和により、買い入れ枠が年間6兆円まで増額

ETFの年間買い入れ枠は年々増額され、2016年7月には年間6兆円となりました。

▶2018年8月、ETF の銘柄別の買い入れ額を見直し

ETFの銘柄別の買い入れ額が見直され、TOPIX連動型への配分金額が増額されました。」

年間買い入れ額の配分
日経225、TOPIX、JPX日経400 ETF 年1.5兆円 時価総額比例
TOPIX ETF 年4.2兆円 時価総額比例
設備・人材投資 ETF 年3,000億円

日本銀行のETF買い入れ額の推移(年間)

日本銀行のETF買い入れ額の推移(年間)

私からすれば、なぜ、特定の銘柄にウェイトをかけた日経225やJPX日経400 ETFを今まで買っていたかが分からないのですが、やっとまともになったという感想です。個人的には、NT倍率がもっと下がってほしいと思います。