つみたてNISA2022年11月

つみたてNISAは2018年1月から始めて、5年が経過しようとしています。

  • 取得価額:1,947,067円
  • 評価額 :2,728,732円
  • 運用益 :  781,665円
  • 年率リターン:     7.1%

年率リターン7.1%は、一応満足のいく水準です。2019年まではマイナス10%になることもありましたが、2021以降は7%台で安定しています。長期保有していれば良いという証拠ではないでしょうか。

毎年360万円投資して、4~5年で限度額に到達

現在、私、連れ合い、息子の3人は「つみたてNISA」を、娘は「一般NISA」を利用しています。2024年1月からは、4人とも、毎年

  • つみたてNISA:120万円
  • 一般NISA  :240万円

にする予定です。4~5年で限度額1,800万円に達します。

証券会社、投資銘柄

証券会社は、

  • 私、連れ合い:野村證券
  • 娘、息子  :SBI証券

のままで、銘柄は、つみたてNISA、一般NISAとも

  • 私、連れ合い:野村つみたて外国株投信
  • 娘、息子:以下の3銘柄から適当に選ぶ

・SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
・三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

ところで、「野村つみたて外国株投信」には問題があって、それは信託報酬が高いことです。他の低コストインデックスファンドが0.1%前後なのに対し、0.2%です。

0.1%の差が144万円の差

1000万円を運用すると毎年1万円の差がつきます。

投資金額が1800万円だとすると、10年で2倍の3,600万円、20年で4倍の7,200万円、30年で8倍の14,400万円に増えますから、0.1%と言っても36,000円、72,000円、144,000円の差になります。これは1年間の差ですから、10年間ごうけいでは、36万円、72万円、144万円の差を生じさせます。

私と連れ合いは、この先あまり長くは生きないでしょうから、野村證券の「野村つみたて外国株投信」でも良いのですが、娘、息子はこれから半世紀以上生きますから、SBI証券の低コストインデックスファンドが望ましいと言えます。


「野村つみたて外国株投信」の現状を確認します。

運用実績

  • 純資産総額 697.0 億円 ⇒私が子供たちに勧めている銘柄の10分の1しかありません。信託報酬が高いことが理由の一つでしょう。
  • 信託設定日 2017年10月2日
  • 信託期間 無期限
  • 決算日 原則 5月12日(同日が休業日の場合は翌営業日)

<参考>マザーファンドの純資産総額

外国株式MSCI-KOKUSAIマザーファンド 14,662.5 億円 89.3%
新興国株式マザーファンド          752.5 億円 10.7%

騰落率
期間 ファンド インデックス
1か月 8.3% 8.5%
3か月 3.6% 3.7%
6か月 4.7% 5.1%
1年 5.1% 5.6%
3年 59.9% 62.2%
設定来 77.6% 82.0%

国・地域別配分

国・地域別配分 純資産比
アメリカ 64.9%
イギリス 3.8%
カナダ 3.4%
スイス 2.9%
フランス 2.8%
その他の国・地域 22.1%
その他の資産 1.8%
合計

通貨別配分

通貨 実質通貨比率
アメリカ・ドル 68.1%
ユーロ 7.9%
イギリス・ポンド 3.9%
カナダ・ドル 3.3%
香港・ドル 2.6%
その他の通貨 14.2%

個別銘柄

銘柄 業種 純資産比
APPLE INC コンピュータ・周辺機器 4.8%
MICROSOFT CORP ソフトウェア 3.2%
AMAZON.COM INC インターネット販売・通信販売 1.8%
TESLA INC 自動車 1.1%
ALPHABET INC-CL A インタラクティブ・メディアおよびサービス 1.1%
ALPHABET INC-CL C インタラクティブ・メディアおよびサービス 1.0%
UNITEDHEALTH GROUP INC ヘルスケア・プロバイダー/ヘルスケア・サービス 1.0%
EXXON MOBIL CORP 石油・ガス・消耗燃料 0.9%
JOHNSON & JOHNSON 医薬品 0.9%
BERKSHIRE HATHAWAY INC CL B 各種金融サービス 0.7%

ファンドの特色

● MSCI ACWI(除く日本、配当込み、円換算ベース)の中長期的な動きを概ね捉える投資成果を目指して運用を行ないます。

主としてつみたて投資(定期的に継続して投資することをいいます。)によってご購入される資金の運用を行なうためのファンドです。

● 外国の株式(新興国の株式※1を含みます。)を実質的な主要投資対象※2とします。
※1 DR(預託証書)を含みます。DRとはDepositary Receipt(預託証書)の略で、ある国の株式発行会社の株式を海外で流通させるために、その会社の株式を銀行などに預託し、その代替として海外で発行される証券をいいます。DRは、株式と同様に金融商品取引所などで取引されます。
※2 「実質的な主要投資対象」とは、「外国株式MSCI-KOKUSAIマザーファンド」、「新興国株式マザーファンド」を通じて投資する、主要な投資対象という意味です。

● 外国の株式(新興国の株式を含みます。)を実質的な主要投資対象とし、MSCI ACWI(除く日本、配当込み、円換算ベース)の中長期的な動きを概ね捉える投資成果を目指して運用を行ないます。
・ MSCI ACWIは、MSCIが算出する先進国と新興国の大型株および中型株から構成される指数です。MSCI ACWI(除く日本、配当込み、円換算ベース)は、MSCI ACWI(除く日本、配当込み、ドルベース)をもとに、委託会社が独自に円換算したものです。

● 各マザーファンドへの投資配分比率は、MSCI ACWI(除く日本、配当込み)における先進国および新興国の割合をもとに
決定します。
・投資配分比率は、適宜見直しを行ないます。
・各マザーファンドの組入比率の合計は、原則として高位を維持することを基本とします。

● MSCI ACWI(除く日本、配当込み、円換算ベース)の動きに効率的に連動する投資成果を目指すため、株価指数先物取引等のデリバティブ取引および為替予約取引を実質的に投資の対象とする資産を保有した場合と同様の損益を実現する目的または為替相場等の変動リスクを減じる目的で、ヘッジ目的外の利用も含め実質的に活用する場合があります。

● 実質組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行ないません。

● ファンドは、 「外国株式MSCI-KOKUSAIマザーファンド」、「新興国株式マザーファンド」を通じて投資するファミリーファンド方式で運用します。

● 原則、毎年5月12日(休業日の場合は翌営業日)に分配を行ないます。
分配金額は、分配対象額の範囲内で基準価額水準等を勘案して委託会社が決定します。
* 委託会社の判断により分配を行なわない場合もあります。また、将来の分配金の支払いおよびその金額について示唆、保証するものではありません。